会長挨拶

 この度、第1回日本びまん性肺疾患学会学術集会の会長を担当させていただきます徳島大学大学院医歯薬学研究部呼吸器・膠原病内科学分野の西岡安彦と申します。このような機会をいただき大変光栄に存じます。

 日本びまん性肺疾患研究会は、間質性肺炎・肺線維症や難治性気道疾患などの研究会である「臨床呼吸器カンファランス」、「難治性気道疾患研究会」、「間質性肺炎細胞分子病態研究会」などの歴史ある研究会を一元化することによって、びまん性肺疾患領域の臨床・基礎研究のさらなる発展を図り、また、この領域に関わる医師の育成と生涯教育の場として、2021年に発足しました。そして2021年10月に第1回日本びまん性肺疾患研究会が本間 栄先生を会長に開催されました。その後、須田隆文先生(第2回会長)、坂東政司先生(第3回会長)、宮崎泰成先生(第4回会長)、近藤康博先生(第5回会長)の5人の会長の下開催された研究会では、基礎から臨床まで最新の話題について大変活発な議論が行われ、その活動は確実に発展しています。そして、さらなる活性化を目指し2025年12月に日本びまん性肺疾患研究会は学会へと移行しました。2026年は日本びまん性肺疾患学会が産声を上げ、新たな第一歩を踏み出した記念すべき年です。

 第1回日本びまん性肺疾患学会学術集会には歴代の会長の先生方のみならず多くの先生方の熱い思いが凝集しているように感じています。また、2026年度は間質性肺炎や気管支拡張症などのびまん性肺疾患領域に複数の新薬の登場が期待され、診断・治療の大きな転換点になる年でもあります。このような背景を踏まえ、第1回学術集会のテーマを「新たな潮流を見極める(Discerning new tide in DLDs)」とさせていただきました。

 会期は2026年9月19日(土)20日(日)でステーションコンファレンス東京での開催です。充実した学術集会とすべく、シンポジウム、ワークショップ等の企画を進めており、「多様化する抗線維化療法:最適な治療シナリオを探る」、「注目の基礎研究:びまん性肺疾患の克服に向けて」、「慢性気道疾患診療の新潮流」、「イメージングが拓くびまん性肺疾患の新潮流」などのセッションを設け、最新の話題をお届けしたいと考えています。また、多くの企業にもご協力をいただき、充実したセミナーも計画中です。

 ぜひ、一人でも多くの先生方に演題登録をいただき、びまん性肺疾患の新たな流れについて議論が出来れば幸いです。
 会員の皆様におかれましては、何卒ご協力いただけますようよろしくお願いいたします。

第1回日本びまん性肺疾患学会学術集会 会長
西岡 安彦
徳島大学大学院医歯薬学研究部 呼吸器・膠原病内科学分野 教授